ごあいさつ

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代表取締役社長 中野 敏光

ネゾットは、「これまで仕方がないとされてきたサービスの不便や不合理を、ITの力で解消し、よりよいサービスや仕組みを作り出したい」と考えて興した会社です。

我々の祖業である人材ビジネスにも、顧客やスタッフにとって多くの不便や不合理がありました。派遣会社の都合でサービス品質や納期に問題があっても、お客様やスタッフは「人材サービスはこんなもの」という呆れと諦めで、それを受け入れていました。我々は、その現状を認識していましたので、水面下の不便や不合理の解消を目的に、ネゾットで仕組み作りをスタートさせ、人材派遣システム「doconico(ドコニコ)」を2021年4月にリリースしました。これからも、同様の視点から様々なサービスの不便や不合理、利用者の不満を解消すべく仕組み作りに取り組んでいきます。

なお、我々は、ここで作った仕組みやシステムを販売することは考えていません。あくまでもWDBグループが、ネゾットの構築した仕組みを利用して事業を行うことで、世にあるサービスを変革していきたいと考えているのです。言い換えると、WDBグループが事業として価値の高いサービスを世の中に提供していくために、革新的な仕組みをネゾットが作っていくということです。同じ価値観の人たちが仕組みを作り、サービスを提供していくことで、事業としての一貫性をもつことができ、世の中に貢献できると考えているからです。

このような想いで事業に取り組んでいますので、この価値観を共有できる人に当社で活躍して貰いたいと思います。日本では技術者の多くがITベンダーで働きますが、アメリカでは多くのIT技術者が事業会社で働き、その会社の成長を促すエンジンとなっています。

新しい企業グループの形を作り、グループ全体を発展させていく。ネゾットはそのような会社でありたいと考えています。ネゾット自体の業績は開示しませんが、会社の存在意義や価値をご理解の上、ご支援ご鞭撻くださいますようお願い申し上げます。

2021年7月

代表取締役社長

中野 敏光